こんにちは、中村久美恵です^^/
先日バスを待っている間、その暑さに驚きました。近所の人とも「去年もこんなに暑かったっけ?」と話したのですが、ニュースで150年ぶりの暑さ?と見ました。水分をたっぷりとって、お互い体調管理に気を付けましょうね。
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さて、今日は誰もが持つ「劣等感とそれを隠すための防衛」についてのお話です。
むかし乗ったタクシーの運転手さんで、こんな人がいました。
「〇Xまでお願いします」
「はいー、〇Xね!」
この運転手さん、返事は良かったのですが、驚くほど道を知りませんでした
(;´∀`)
知らなければ「知らないから、教えてもらえますか?すみませんね、お客さん」とか何とかいってもらえたらわかるのですが、知らないことをひた隠しにした挙句、逆切れされて終わりました。
あんまりだわ~、とタクシー会社に電話して説明したら、「いや~、すんません、お客さん、その運転手は他の人からも電話がきてて・・・」と言われました。何人ものお客様が私と同じような体験をしていたようです。(人事教育どうなってる?!)
知ってる!と言った手前、お客様に道を聞くのが難しくなってしまった、かといって事務所に電話して行き方を確認するとお客様に知らないとばれてしまうから聞けない、という悪循環。道を知らないという劣等感が生み出した防衛行動の例です。
劣等感が引き起こす防衛行動には、他にもこんなものがあります。
過剰な学習や資格取得への執着
- 常に新しい知識を追い求めたり、多数の資格や学位を取得しようとする。これが過度になると、学習や仕事に追われ、ストレスや燃え尽き症候群になることも。
他人との比較
- 知識や学歴が高い人と自分を比較し、劣等感を感じてしまう。これにより、自己評価が低くなり、他人の評価に依存するようになる。
知識を持たない人への批判や軽視
- 知識や学歴がない人を無意識に批判したり、軽視する態度を取る。ゆえに、対人関係にトラブルが生じることがある。
失敗への過剰な恐怖
- 知識が不足していると感じる場面で失敗を恐れ、チャレンジを避ける。これによって、成長の機会を逃してしまう。
過度な完璧主義
- 自分の知識やスキルが完璧でなければならないというプレッシャーを感じ、完璧主義に陥る。これがストレスや不安の原因となる。
社交不安
- 知識のない話題や分野について話すことを避けるため、社交の場で不安を感じる。これにより、人間関係が制限されることがある。
自己犠牲的な行動
- 自分の価値を証明するために過度に他人に知識を提供したり、助けたりする。これが自己犠牲的な行動となり、自己満足感が得られない。
これらは人間相手だけでなく、動物相手でも同じです。最後の「自己犠牲的な行動」がわかりやすいかもしれません。
このような劣等感が生み出す防衛行動をやめるには、
「自分は自分、そしてそれで十分」
と思うことです。
未来の自分を心配するより、いま、自分はどんな自分でありたいのか?のほうが大事です。
他人と比較することにも意味はありません。どんな人もその人にしかない光を持っているから、それは比べようがないからです。
「A子ちゃんは出来るのに、どうしてあなたはダメなのかしらね~?」とか言われて育ったあなた、親のせいにするのもやめましょう?親の言葉を信じてしまったのは子どもだったから。今のあなたは親の勝手な意見を受け入れる必要はありません。あなたはあなたですから。
そう、劣等感は相手の判断や考えをそのまま(気づかなくても)受け入れてしまったことで生まれます。だから、受け入れなければいいんです。
あなたはあなたです。
それで、十分ですよ💖