こんにちは!中村です。

最初は会社員でした

私は13年間、会社員として働きました。

8年経った頃、営業からカスタマーサービスの部署に異動し、そこから色々学び始めました。

まずは、産業カウンセラーに興味を持って心理学を学ぶために大学へ行きました。社会人大学生という経験は、会社にいては出会えない、全く違う種類の人たちとの出会いという新鮮な体験をもたらしてくれました。

ある先生が形而上学にハマっていて、「すっごく面白いから!」とクラスで言ったのですが、その瞬間、先生のエネルギーが大きく熱を帯びたことは忘れません。きっとあれは、BBSHで言う、彼女の「コア・エッセンス」だったと思います。

その後、古本屋さんでブライアン・L・ワイス博士の「前世療法」という本に出会い、前世療法を学びます。そして、目に見えない精神世界への扉が開きました。

 

見えない世界へ

色々と調べるうちに、自分でもリーディング(透視)というのを受けてみたいなあ、と思うようになり、ネットで見つけた「ドルフィンスターテンプル」のヒーラーさんに出会います。

アメリカ人男性だったのですが、「日本人の〇〇さん、知っていますか?」と聞かれました。知らないです、と答えると、誰かに連絡してくれました。「〇〇で電話番号を聞いて下さい。その人のヒーリングを受けてみるといいよ。あなたに合っていると思うから。」と教えてくれました。

後日、紹介してもらった人と会いました。当日、「あの電話番号は普通、人に教えない番号なのよ、驚いたわ。きっと、あなたとご縁があるのね。」と言われました。後から知りましたが、当時、その人の予約はなかなか取れなかったのだそうです。

リーディングが終わると、その人が「ちょうど、新しくリーディングのクラスが始まるのよ。良かったら、申し込んでみたら?」と教えてくれました。調べてみると、申込には間に合うし、会社の休日とスケジュールも合うし、予算も自分の範囲内でした。それで、好奇心とともに申し込むことにしました。

ドルフィンスターテンプルの創始者、アモラ・クァン・イン。シャスタ山に住んでいました。

リーディングのクラスは9か月、初級・中級・上級の3つのクラスに通いました。毎回新しいことを学べるのは面白かったし、クラスが進むごとに、新しい出逢いがありました。自分の正直な気持ちを車座になって「シェアする」という経験も、この時に初めてしました。

この9か月の間に、さらにクリスタルヒーリングやエッセンシャルオイルを学びました。自分を癒すヒーリングの一環として、ホメオパシーも体験し始めました。自然の知性をスピリチュアルな感性で人間の健康に役立てられる、と知って自分の視野が大きく広がりました。この頃、代替医療をもっと学びたい、と思うようになりました。

 

BBSHとの出会い

代替医療をしっかり学びたい、という気持ちはどんどん強くなって、ついに会社を退職しました。会社の未来より、自分の未来にシフトしました。

「これから、何を学ぼうかな?」と思っていた時、2007年に千葉県でBBSHのワークショップが2日間開催されることを知りました。リーディングのクラスメートが話しているのを偶然聞いたんです。当時はバーバラ・ブレナンも、BBSHも、何も知りませんでした。クラスメートに聞いて、「そんなにすごいんだ、それなら一度・・・」という軽い気持ちでワークショップに参加することにしました。

2日間体験してみると、「すごく楽しい!」「もっと知りたい!」という強烈な気持ちがあふれてきました。後先考えず、(笑)BBSHに入学することを決めました。

BBSHでは毎年学ぶテーマが変わり、毎年、辞めていく生徒もいます。でも、私はやめたいと思ったことは1度もありませんでした。BBSHのクラスでも車座やシェアがあるので、リーディングのクラスで同じ体験をしていたのが役立ちました。

そして、2011年6月、日本とアメリカで4年間、無事に2000時間のトレーニングを終えて、卒業しました。今となっては、バーバラが来日して直接教えてくれたクラスのことも良い思い出です。

※バーバラは2022年10月3日に亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

 

魂の学校

BBSHは本当に「魂の学校」だなあ、って思います。一番大きかった収穫は、

*相手と深くコンタクトする方法
*相手との境界線を保ちながら、つながる方法を学べたこと
*自己成長の旅を一緒にする友達に会えたこと
*いったん癒されると自分のすべてが変わっていくこと

を身をもって経験できたことです。

例えば、「成功、失敗」「良い、悪い」という二者択一ではなく、物事を多角的に見れるようになりました。すると、自分と異なる考え・意見を持つ人とも楽につながれるようになりました。

自分につながって、たくさんの「許可」を出せるようになりました。すると、行動しないために言い訳していたのが、失敗するのが当たり前、と恐れずに行動できるようになりました。

他人にどう思われるか、より「自分はどうしたいのか?」と自分につながって決めることができるようになりました。自分のあり方を優先・尊重するようになって、周りに影響されなくなりました。

期待に答えることもやめました。他人の期待に応えることが自分の価値を決めるのではありません。自分につながることで、自分を大切にする=自己尊重できるようになりました。

ブレた自分に気づいたら、すぐ自分につながり直せるようになりました。ブレでもOK、また中心に戻ればいい。完璧な自分で居続けることより、道からはずれた時に戻る力のほうが大事です。

あの時、自分がワクワクする気持ちにサレンダーして、本当に良かったです。正直な自分の気持ちを無視していたら、今の私はありませんでした。

もちろん、今だって完璧にできるわけではありません。それでも、自分とつながれるようになったことでセルフヒーリングが進み、以前よりずっと自分らしく生きています。

 

動物が大好きです!

ブレナンヒーリングは人間はもちろん、動物、植物にも使えます。BBSHの卒業生には動物専門にヒーリングをする人もいます。

実家には常に犬や猫がいましたが、私は当時、動物は飼っていませんでした。なのに、卒業論文はなぜか「ペットロスに対するエネルギーヒーリングの貢献」という内容でした。

ところが、卒業して3か月経った頃、私は生まれて初めて保護犬を飼うことになります。横断歩道で保護した、3歳のオスの迷い犬。ネグレクトされて、栄養失調・貧血になっていました。

2011年9月、やせ細ったその犬をマロンと名付け、亡くなるまでの3年間、わが子のように可愛いがりました。

BBSHに通ったおかげで、そして、卒業論文を書いていたおかげで、亡くなったマロンのスピリットと自然につながることができました。

この、目に見えないつながりは私の心を癒してくれたばかりでなく、深い悲しみを乗り越えるために、たくさんの叡智を与えてくれました。当時、小さなノートにびっしりと書きこみました。

マロンがいなくなると、庭には地域猫たちがやってくるようになりました。
ご飯下さい、と奥さんを連れてくるボス猫。
助けてください、とやってきたボロボロの放浪猫。
赤ちゃんが走れるようになりました、と見せに来てくれた若奥さん猫。

それで自然と地域猫のために活動するようになりました。私の売上の10%は、地域猫たちの保護費・医療費などに使っています。地域の、あちらこちらでご飯を頂いているようです。

新しく出逢った子、長く一緒にいる子、虹の橋へ見送ったりした子たち

2022年は私にとって大きな飛躍の年となり、8年ぶりに犬を飼うことになりました。飼い主さんが引っ越してしまい、元の家に残されてしまった犬です。2023年5月に無事5歳を迎えました。これから長く一緒にいれたらいいなあ、と思っています。

すべての生き物は魂レベルで同等です。
地球上では見た目が違うけれど、動物にも人生の目的があり、無条件の愛で人間に貢献しています。

  

未来のお客様へ

12年間の経験から、どんなに素晴らしいヒーラーも、相手を根本から、治す・変える・良くすることはできない、と知りました。これを認めるのは今でも難しい、苦しい時があります。

本当に治せる・変える・良くする、ことができるのは本人だけ。優れたヒーラーはこれを自覚しています。バーバラ・ブレナンは本の中でこれを「私たちはみな傷ついたヒーラーである」と表現しました。

私はお客様とヒーラーが依存しあう共依存の関係には反対です。それよりも、お互いを尊重しあって、お互いが「私は自分の人生のクリエイター」という自覚を持つのが良いと思います。

自分の人生は自分だけが変えられます。あなたの意識が変わるだけで、身体・心・精神の健康も変わっていくのです。そのために、セルフラブはとても大事です。変わるまでの道のりに、必ず必要なものだからです。

セルフラブは、自信がなくても、自分のことが好きでなくても、誰でもいつでも、すぐ実践できます。私の知識や経験があなたの役にたって、あなたが人生のクリエイターとして素晴らしい人生を送れることを願っています!