カテゴリー: エネルギーダンス

  • 本当のコンタクトは、人をこう変える

    【自己紹介】
    中村久美恵 2011年BBSH卒業、BHSプラクティショナー。会社員を経て、宇宙と自然と動物を愛するエネルギーヒーラーへ。オンラインでエネルギーヒーリング、カウンセリングを提供中。

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    本当はヒーラーになりたいあなたを助けるエネルギーヒーラー、中村久美恵です。ヒーラーになるのに今の職業は関係ありません^^
    台風通過日の9月17日、裏庭の木の上(地面から2mくらい上)で、枝の分かれ目にしがみついて、びしょ濡れになっていた子猫を保護しました。

    いったい、何がどうなって、大雨と強風で揺れる木の上にいたのかはわかりませんが。。。
    @@;
    たまたまベランダに出たときに鳴き声に気づいたのですが、本当に、無事で良かったです。子猫は強風で飛ばされることがあるそうですが・・・真偽の程はわかりません。
    今は走ったり、ジャンプしたりすることが出来るようになってきました。
    6月にホームセンターの精米機の下から保護したアポロンが大きくなって、プロレスをしかけています。
    (^_^;)

    人間でいうと、まだ保育園児の、生後1ヶ月くらいです。元気に育ちますように…
    ^^

    さて、ヒーラーの立場から経験することですが、いくらエネルギーヒーリングをしても、お客様が「そのように変化すること」を意識していなければ、玄関を出て帰る前にお客様はすっかり元通り、ということは普通にあります。

    (・_・;)
    ヒーラービギナーの皆さんがこれを目撃すると、「ええ~?どうしてえ~?」と驚いて、原因を探求しちゃいますよね。
    (^_^;)
    これは、ヒーラーのサポートを受け取ってもらえなかったということになります。ご本人に「私は変わるんだ」という決意、意図がなければすぐ元に戻ります。
    ヒーラーのせいではないし、お客様が悪いわけでもありません。
    タイミング、です。
    ^^
    同時に、「何とか変わってほしいなあ」と願う優しいヒーラーさんは、違うアプローチ方法を探すかもしれません。
    そんな方に、今日ご紹介するテクニックは役に立ちます。この技術を散りばめた「コンタクト」の素晴らしさは、認知症患者さんの変化を見るとわかります。
    テクニックは、ユマニチュード、です
    ^^
    ヒーリング技術を知らなくても、「コンタクト」を自分の体で、体感的にわかるようになると、相手にそれが伝わるのが動画からよくわかります。
    ここで言う、コンタクト、というのは触れる、という意味ではなく、心を通わせる、という意味です。
    でも、ただ心を通わせるのではなく、アジェンダ(計画、予定)を持たずに、自分の筋書きがない状態で、です。
    具体的に説明しましょう。
    ^^
    アジェンダは、「話す前から、あるいは、話しながら考えていること、プランを練っていること、あるいはそのTO DO LIST」のことです。
    例えば、お客様や患者さんが話すのを聞きながら、
    「あ~、またこの話か・・・5回は聞いたな」
    と思ったり、
    「今日の夕飯どうしようかな~、もう面倒だから、冷凍でいっか」
    と考えてみたりすることです。

    心ここにあらず、ですね。グラウンディングしていない状態になっています。
    (^_^;)
    BBSHの卒業生なら、そんな自分の状態に気づいて、30秒以内に深いグラウンディングの状態に自分で戻るでしょう。訓練していない場合、気づくこと自体が困難です。
    他にも、ヒーリングや対話の筋書きを事前に「こうなって、こうして、こんな会話をして、こうして・・・」とイメージする熱心なヒーラーさんやセラピストさんもいます。
    それだけで終われば良いのですが、実際にお客様との対話で、その自分のイメージ通りになるよう、やんわりと持っていくのであれば、それもアジェンダです。(筋書き通りに進もうとする)
    実はこれ、エゴによるコントロールです。そうすることで、誰が安心するのか?
    自分ですよね、お客様ではなくて。だから、これはアウトです。
    ><;
    このように、自分のアジェンダ(都合、プラン、理想、安心、筋書き、マニュアル)に沿って対応するのではなく、
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    常に相手の表情、しぐさ、気持ち、ジェスチャーを受け取りながら、相手とエネルギー・ダンスするように、やりとりを続けていくことをコンタクト
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    と私は定義しています。
    実はこれ、気づかないけれど、多くの人は不安を感じます。
    お客様や患者さんとのやりとりは「未知の世界」。何を言われて、何を聞かれて、どう反応されるのか、まったく、わからないですよね。だから、程度の差はあれ、誰もが不安を感じます。すると、本能的に安心したいので、アジェンダが欲しくなります。
    実際の現場では、このアジェンダを手放す必要があります。ヒーラーやセラピストの仕事は自分が安心することではなく、相手が安心することですから。
    さて、具体的にユマニチュードを現場で使っている動画を添付しましたが、認知症の患者さんということで、表情を大げさにする、ジェスチャーを大きくする、などの工夫をされています。腕や背中に手を触れるのも、様子を見ながらしています。
    通常の会話でコンタクトを使う時は、ユマニチュードとコアの部分、中心の部分は同じです。
    あなたの話を聴いているよ。(聞いている、ではなく、聴いている)
    あなたの話していること、よくわかっているよ、理解しているよ。
    共感を示すと同時に、モラハラと正反対の、
    「あなたのこと、大切に思っているよ」
    というあなたへの「尊厳」を表します。尊厳は、あなたのことを大切に思う、扱うことです。
    子どもの頃から、自分の意見、考え、行動などを理解してもらえなかった経験が多い人は、モラハラされても気づかないことが多くなります。それが普通、というスタンダードになってしまうからですね。
    介護施設などでは、気づかないうちにモラハラが多くなります。
    お年寄りからよく聞くのは「赤ちゃん(幼児)言葉で話しかけられて、馬鹿にされているように感じる。こちらはちゃんとわかってるのに。」という言葉です。
    ゆっくり、大きな声で、というのはお年寄りとの会話の基本ですが、「言葉使い」はあくまでも大人らしく、です。
    私たちには「出来ないことはダメなこと」という思い込みがあります。だから、色々なことができなくなっていくお年寄りをバカにしたり、子ども扱いしたりすることが増えていきます。
    本当に必要なのは、「出来なくなっていくことを受け止める勇気」ではないでしょうか。
    ^^
    ユマニチュードの動画はこちらから↓

    動画を別の画面で見るには、ここをクリック☆
    皆んなで広げよう、本当のコンタクトを大切にする心♡