最初は会社員でした
私は13年間、会社員として働きました。異動で、8年間勤めた営業からカスタマーサービスに異動したことが、心理学を学ぶきっかけになりました。
まずは、産業心理学を学ぶために大学へ行きました。社会人大学生という経験は、会社にいては出会えない、全く違う種類の人たちとの出会いという新鮮な体験をもたらしてくれました。
その後、古本屋さんでブライアン・L・ワイス博士の「前世療法」という本に出会い、前世療法を学びます。そして、目に見えない精神世界への扉が開きました。
見えない世界へ
色々と調べるうちに、自分でもリーディング(透視)というのを受けてみたいなあ、と思うようになり、ネットで見つけた「ドルフィンスターテンプル」のヒーラーさんに出会います。
リーディングが終わると、その人が「ちょうど、新しくリーディングのクラスが始まるのよ。良かったら、申し込んでみたら?」と教えてくれました。それで、好奇心で申し込むことにしました。

リーディングのコース終了までの9か月の間に、クリスタルヒーリングやエッセンシャルオイルも学びました。レイキやホメオパシーも学びました。自然の知性をスピリチュアルな感性で人間の健康に役立てられる、と知って自分の視野が大きく広がりました。この頃、代替医療をもっと学びたい、と思うようになりました。
BBSHとの出会い
代替医療をしっかり学ぶために会社を退職した後、2007年に千葉県でBBSHのワークショップが2日間開催されることを知りました。当時はバーバラ・ブレナンも、BBSHも、何も知りませんでした。
リーディングのクラスメートに話を聞いて、「そんなにすごい人なんだ、それなら一度会ってみたい」と思い、ワークショップに参加することにしました。
2日間体験してみると、「すごく楽しい!」「もっと知りたい!」という強烈な気持ちがあふれてきました。後先考えず、(笑)BBSHに入学することを決めました。
BBSHでは毎年学ぶテーマが変わり、毎年、辞めていく生徒もいます。でも、私は新しい技術を習うのが楽しみで、辞めたいと思ったことは1度もありませんでした。
そして、2011年6月、日本とアメリカで4年間、無事に2000時間のトレーニングを終えて、卒業しました。今となっては、バーバラが直接教えてくれたクラスのことも良い思い出です。
※バーバラは2022年10月3日に亡くなりました。ご冥福をお祈りします。

魂が求めるもの
BBSHは本当に「魂の学校」だなあ、って思います。一番大きかった収穫は、
*相手と深くコンタクトする方法
*相手との境界線を保ちながら、健康的につながる方法を学べたこと
*自己成長の旅を一緒にする友達に会えたこと
*いったん癒されると自分のすべてが変わっていくこと
を経験しながら学べたことです。
でも、本当にすごいな!と思ったことは、卒業して12年目、4年生のときに書いた卒業論文がそのまま私の仕事になったことです。
卒業論文のテーマは「ペットロスに対するエネルギーヒーリング的アプローチ」でした。
あの頃、私は何も動物を飼っていなかったし、自分がどれほど動物とコンタクトが取れるのかを知りませんでした。だから、「どうしてこんなアイデアが?」と不思議でした。
必要なことが必要な時に起こる
卒業してすぐにこのテーマに取り組まなかったのは、自分の中で湧き上がるような情熱を感じなかったからです。動物を飼ってもいないのに、ペットロスに対応するヒーリングは出来ない、と思っていました。
ところが、この12年間で、私は犬を2匹、猫を30匹お看取りしていました。お看取りの前後に起こる不思議な体験も重ねてきました。
そして、「ペットロスをサポートするとしたら…」と考えた時に、私の中で自分軸がまっすぐ一直線になり、それがゆるぎない強さを持つことに気づきました。
十分な経験を積んだ、今が始める時。そう、思いました。
これからの未来に必要な人たち
例え家族同士であっても、相手の悲嘆、深い悲しみに耐えられる人は多くありません。なぜなら、誰もが避けたいことだから。
ペットロスで悲嘆にくれているあなたやあなたのご家族、あるいはご友人の力になれる人たちがそばにいたら、安心しますよね?私はそんな一人です。
私自身も経験した孤独な時間、空間は、本当につらいものです。それに、生きること自体、当たり前のことが出来なくなったりします。
悲しみを独りで背負わなくて良い時代を、あなたと一緒に創っていけたらいいな、と願っています。そして、将来的には、「私も、ペットロスの人をサポートしてあげたいです」という気持ちの人たちが増えることを願っています。