バーバラとの思い出

10月3日に、バーバラ・ブレナンが天国へ行きました。

個人的に話したことが2度ほどあって、とてもうれしかったことを覚えています。

1度目は入学してすぐ、初日の前夜のウェルカムパーティー。1年生だった私は右も左もわからず、声をかけてくれた人と話していました。

すると、バーバラがやってきて、「それ、手作り?」と聞きました。私が身に着けていた、クリスタルのネックレスのことでした。

「はい、そうです。自分で創りました。」

「素敵ね^^」

それだけの会話でしたが、ドキドキしました。だって、創始者ですもんね?直接話す機会なんてめったにないのに、と驚きました。

後から思うと、きっとバーバラにはネックレスを作っている私が見えていたのかな、って思います。

2度目は、4年生の時にマイアミのホテルで。友達と受付でショッピングモールへの行き方を質問していたとき、後ろから友達と私を突然ハグしてくれた人がいました。驚いて振り向くと、バーバラ本人でした。

「あなたたち、日本から来てくれたの?」

「はい、そうです。今日、ついたんです。」

「そうなのね~!^^」

ととても喜んでくれました。ちょうど、日本校が閉校したあとだったので、気にかけてくれていたのかもしれません。

あとから聞くと、アメリカの友人たちは「バーバラから直接習ったことがない」と言う人たちも沢山いて、私たち日本人生徒はラッキーだったのだなあ、と改めて思いました。

バーバラは科学者でしたが、子どもの頃は森で遊ぶ少女でした。

子どもの頃の、木が発するオーラを感じたり、植物や動物のエネルギーを感じたりした経験が、大人になって得た科学の知識と融合して、ヒーラーという職業につながっていったんです。

不思議ですよね。人生って、何が起こるかわかりません。

バーバラ、素晴らしいヒーリングを教えてくれて、どうもありがとう。

どうぞ静かに休んでください。