正しい選択をする勇気

オプラ・ウィンフリーが、「ある時、どんな時も正しい選択をする、と決めてから、私の人生は変わった。」と言っていました。

彼女がメインキャスターのオプラ・ショーという番組は、25年も続きました。一般の人たちの人生を取り上げ、スポンサーを巻き込み、家などのギフトを送り続けました。莫大な収入を得るようになった彼女は、次に自分のTV局を持ち、自分で番組を創り始めます。

ある時、「これはすごい視聴率になる!」とディレクターがある一般女性の話を持ってきました。簡単に言うと、その女性は息子と二人暮らし、長年、聖人と罪人のような二重生活を送ってきたのだけれど、やっと、立ち直ってまともな生活になった、という話でした。

すべてのインタビューを終えた後、オプラは彼女に質問します。「あなた、子どもはいるの?」「はい、11歳の息子がいます。」この返事を聞いたオプラは沈黙し、ディレクターにきっぱりと告げます。「このインタビューは放映しません。」

オプラはこのときの決断は「自分にとっての、正しい決断だった」と言っています。もちろん、視聴率は取れただろう、会社も儲かっただろう、けれど、その番組を11歳の息子が見たら、きっと一生立ち直れない。

女性は自ら「世の中に自分と同じような人がいるかもしれない。その人たちの役に立ちたい」と録画されることを許可していたのですが、オプラはその決断に人生を左右される11歳の息子の将来を考えて、放送を取りやめました。

*******

どんな時にも正しい選択を続けていると、あなたの周りから離れていく人たちがいます。けれど、同じくらい、あなたを信頼する人たちも増えていきます。

エネルギーの高い、周波数の高い人たちを引き寄せる決断をして、2023年はたくさんの夢を実現させていきましょう!

Give & Take

与えることと、受け取ること。

どちらがお好きですか?

日本人は一般的に与えるのが好きな人が多いかもしれませんね。

受け取るときは、つい、お返しについて考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

この、お返しをしないと、という気持ちは罪悪感からやってきます。

では、罪悪感は何からやってくるのでしょう?

あなたのエネルギーがアラインメントされていない時にやってきます。

受け取ることは大事なことです。なぜなら、

相手が「自分も誰かに与えることができた」と感じることができるからです。

受け取るときにはしっかり受け取り、与えるときには惜しみなく与える。

これを覚えていれば、いつでも困ることはありません。

バーバラとの思い出

10月3日に、バーバラ・ブレナンが天国へ行きました。

個人的に話したことが2度ほどあって、とてもうれしかったことを覚えています。

1度目は入学してすぐ、初日の前夜のウェルカムパーティー。1年生だった私は右も左もわからず、声をかけてくれた人と話していました。

すると、バーバラがやってきて、「それ、手作り?」と聞きました。私が身に着けていた、クリスタルのネックレスのことでした。

「はい、そうです。自分で創りました。」

「素敵ね^^」

それだけの会話でしたが、ドキドキしました。だって、創始者ですもんね?直接話す機会なんてめったにないのに、と驚きました。

後から思うと、きっとバーバラにはネックレスを作っている私が見えていたのかな、って思います。

2度目は、4年生の時にマイアミのホテルで。友達と受付でショッピングモールへの行き方を質問していたとき、後ろから友達と私を突然ハグしてくれた人がいました。驚いて振り向くと、バーバラ本人でした。

「あなたたち、日本から来てくれたの?」

「はい、そうです。今日、ついたんです。」

「そうなのね~!^^」

ととても喜んでくれました。ちょうど、日本校が閉校したあとだったので、気にかけてくれていたのかもしれません。

あとから聞くと、アメリカの友人たちは「バーバラから直接習ったことがない」と言う人たちも沢山いて、私たち日本人生徒はラッキーだったのだなあ、と改めて思いました。

バーバラは科学者でしたが、子どもの頃は森で遊ぶ少女でした。

子どもの頃の、木が発するオーラを感じたり、植物や動物のエネルギーを感じたりした経験が、大人になって得た科学の知識と融合して、ヒーラーという職業につながっていったんです。

不思議ですよね。人生って、何が起こるかわかりません。

バーバラ、素晴らしいヒーリングを教えてくれて、どうもありがとう。

どうぞ静かに休んでください。